どちらかと言えばスポーティーなイメージが強いスニーカーですが、今ではすっかりデニム同様ファッションアイテムとして定着しましたね。
欧米では大人のコーディネートとして、おしゃれ上級者の間ではスーツにスニーカーを合わせるの珍しくないようです。
スニーカーの魅力は革靴と違って「色で遊べる」ところにあります。普段のビジネスシーンではクラシックな革靴を。
そしてオフにはスニーカーで遊びを入れ、、ワンパターンになりがちなコーデに軽快感を出すのも雰囲気がガラリと変化して楽しいですね。
スニーカーもその時々で流行がありここ数年は「ニューバランス」をよく見かけますね。しかし大人としてはそんな流行とは一線を画したいものです。
現在では普通に誰もが履いているスニーカーですが、いつ頃作られたものなのか？少し歴史を振り返ってみましょう！
そもそもスニーカーとは？
スニーカーの誕生は1893年に開発されたボート用にラバーシューズという説と、コンバースの創業者ジョセフ・ウィリアム・フォスター自作の陸上スパイクを作った1895年という2つの説に分かれています。
「スニーカー」という名前が登場したのは、ケッズ社が「音を立てずに忍び寄れる靴」というプロモーションを展開した1916年。
「SNEAK」（スニーク・忍び寄る）という言葉から派生して「スニーカー」と総称されるようになりました。そして1917年にはコンバースが「オールスター」を、1951年にはオニツカタイガーが「マジックランナー」を発表。
その後1966年にはケースイスが1968年にはナイキが設立され、1972年にはアディダスが「スタンスミスシリーズ」を発売。
日本では1990年代からナイキやリーボックのスニーカーブームで、一気にファッションアイテムとして定着しました。
かなり古い歴史を持っていますね。
おすすめ5ブランド♪
SUPERGA スペルガ
海外セレブにもっとも好まれている、イタリアカジュアルシューズの定番！日本でも多くの有名モデルが使用したことで再評価されたブランド。
ベーシックなデザインで洗練され、カラーバリエーションも豊富。一見シンプルですが老舗メーカーの歴史を感じる仕上げ。
スペルがの特徴は何といってもカジュアルからフォーマルまで、幅広いスタイルに合わせられること！
そんなところがセレブ達に好まれている理由でしょうね。大人なら一足は持っていたい上質なスニーカーの代表格です。
Spring court スプリングコート
60年代デニムが市民権を得たころ、セレブ達がこぞって履いていたスニーカーがスプリングコート。特にジョン・レノンが「アビーロード」のジャケット写真でスーツに合わせて話題になりました。
日本では矢沢永吉さんがステージで愛用しているので有名ですね。
その当時から現在に至るまで変わらず多くの人に愛されているスニーカーです。特徴はやはり白スニーカー特有のリラックス感を演出できること。
ニットやデニムスタイルなどスッキリとしたスタイルにおすすめの、レトロスニーカーの定番アイテムです。
PATRICK パトリック
2本ラインで有名な「パトリック」は元々フランスのブランドでしたが、現在はその拠点を日本へと移しジャパンメイドのスニーカーとして多くの人に愛用されています。
特徴は幅広いスタイルに対応できるシンプルなデザインで、特に「デニジャケ」にはピッタリの大人のスニーカーです。
中でもレザー仕上げのスニーカーを、ジャケットに合わせるコーデがおすすめです。
TIMAI ティマイ
シューズクリエーターの今井タケシ氏が「コンフォート・カジュアル」をコンセプトに送り出したスニーカー。
チャッカブーツのようですが、特徴はとにかく履きやすく楽なこと！
どんなスタイルにも合う、スウェード素材のデザインがおしゃれですね。カラーやデザインも豊富に揃えてあり秋冬にはおすすめのブランドです！
SPINGLE MOVE スピングルムーヴ
広島県府中市発のハンドメイドスニーカーブランド。以前は知る人ぞ知るという存在でしたが、メディアに登場する機会も多く今ではよく見かけるようになったブランドです。
特徴は一度履いた人は必ずリピートするという、カンガルーレザーの履き心地！巻き上げ型のソールは疲れにくく丈夫。
タウン使いにも長時間の運転にも最適なドライビングシューズとしても優れたスニーカーです。
デニムやスニーカーは大人こそ「こなれ感」出したいアイテムです。ビジネスシーンではスーツをビシッとキメて。
そしてオフにはデニムやスニーカーで遊んでみる、そんな大人でありたいものですね！
