覚えておいて損はなし!ミドルエイジを必ずおしゃれに変身させる10か条!
0.5秒!
これが何を意味する時間だと思いますか?実は人間が初めて会った異性を「好き」か「嫌い」かを脳が判断する時間なんです。
会ったばかりで相手の性格など分かるはずはないですから、もうこれは男性も女性も完全に見た目で決めているということになりますね。
そうなるとよく言われる「見た目が9割」という言葉も正しいんだと納得してしまいます。
見た目が9割? 40男にファッションセンスが必要なワケ | editeur エディトゥール
異性によく思われたいモテたい気持ちは男女共通した思いですが男性、特に30代後半から50代のミドルエイジもパートナーがいるいないに関わらず、異性にはよく思われたいのは事実ですよね。
私も正にミドルエイジの一員ですがやはりまだまだそういう気持ちは当然持ち続けています。
さてここで世のミドルエイジの皆さん!もう一度今の自分を自分自身で冷静に見てみましょう。
ビジネス・シーンではシワの寄ったスーツを着ていませんか?靴はきちんと磨いてますか?ワイシャツやネクタイを無造作に選んでいませんか?
カジュアル・シーンだと10年前と同じようなコーディネートをしていませんか?近所に出かけるからとジャージ姿での外出は?
大人の男なら自宅を一歩出たらオン・オフ関係なく身だしなみには充分気をつけたいですね。
ところでミドルエイジの皆さんは身だしなみを整えることイコールおしゃれをすることだと思っていませんか?
それが大きな間違いなんですね。本来身だしなみとおしゃれは対極的にある言葉なんですよ。
では双方にどのような違いがあるのでしょうか?
身だしなみとおしゃれの違い
このふたつの言葉はよく混同されているようですが意味も目的もまったく相反するものなんですね。
身だしなみとは基本的に周りの人に不快感を与えないための気遣いであり、社会通念上のマナーです。
季節やTPOをわきまえた服装は人に対する誠意の表れであり、それによって自分の評価を高めてくれるものです。
つまり身だしなみの評価基準は他者であるということになりますね。
一方おしゃれは自分の個性を活かし着飾ることを楽しむもので自己の評価が基準になります。
このようにふたつの言葉の意味はまったく違うものなんですね。ただひとつだけ共通しているのは身だしなみもおしゃれもポイントは清潔感を損なわないこと!
これは基本ですから忘れないようにしましょうね。さてそれではまだまだ異性に女性によく思われたいミドルエイジが、今よりももうワンランク上のおしゃれを手に入れるためにはどうすればいいでしょう。
そのポイントを元バイヤーの目線からアドバイスしましょう。
ミドルエイジがおしゃれになるポイント スーツ編
ビジネス・シーンでのスーツをただ仕事で着用する服だと思っていませんか?
若い世代ならまだしもミドルエイジになると着ているスーツや着こなしが、あなたの信用を測るある種の物差しになります。
そんな大げさなと思っていたらそれは非常に危険なことですよ。上司や同僚や部下それに仕事関係の方々はあなたが思っている以上にあなたのスーツや着こなしは見られています。
スーツ姿って露骨に違いが出ますよね。ビジネスマンってスーツは着こなしが楽って思ってる人も多そうだけど全くもって逆!
— 伊藤みゆき/美容家/サロンオーナー (@miyugp) April 19, 2018
私服は良かったのにスーツ姿でガッカリする事はあっても、スーツ姿がカッコよくて私服でガッカリする事って実はあまりない。"仕事がデキる"ことを条件とする服だからかなー pic.twitter.com/gCkF3CLM3O
大変的確で鋭い考察ですよね。ツイッターでお付き合いさせて頂いている伊藤みゆきさん、ご自身美容家をされていることでお分かりのように美に対する豊かな感性と見る目を持っておられます。
これはおそらくおしゃれに敏感な女性に共通した意見ではないでしょうか?
そうであるならもう一度スーツの着こなしのコツを意識したいですね。
スーツの着こなしポイント 自分のサイズを知ってジャストサイズのスーツを
これは洋服選びの基本中の基本ですね。もっと言えばこれができていないとどんなハイブランドのスーツを着てもサマにならないくらい大切なポイントです。
ジャケットやシャツのサイズ感は肩で合わせ、ボトムスはヒップで合わせるのがコツです。
着丈とは 首元から1番下までの長さをさします!! スーツにおける着丈の選び方 スーツがぴしっと決まってる男性って、とても素敵に見えます!! それには、スーツの色やデザインだけを気にするのではなく、着丈も合ったものを選ぶ必要が あります!!☆
— メンズスキンケアー (@mens_skincare1) July 8, 2018
細かいディテールは数値化して覚えておく
スーツの着こなしには基本になる数字があります。この数字を覚えておくと着こなしはガラリと変化するのでスーツのサイズを合わせるときは是非参考にしてください。
靴は可能な限り高価なものを
スーツは年代によって細かいディテールの変化や流行がありますが、クラシックな靴には変化がありません。
言い換えればスーツに一生ものはなくても靴には一生ものがあるということですね。事実欧米のビジネスパーソンはスーツよりも靴にお金をかけています。
たとえ高価なスーツでなくても靴がそれなりなら値段以上に見えますよ。スーツにおいて足元はそれだけ重要だということですね。
ミドルエイジがおしゃれになるポイント カジュアル編
先ほどのツイートにもあるようにスーツを着こなせている男性は私服もキマっているでしょうが、改めてミドルエイジのカジュアルでのおしゃれ度アップのポイントを!
おしゃれになるならまずホワイトのデニムとチノを揃える
「白は汚れが目立つから」とか「膨張色だから」と言ってホワイトのボトムスを敬遠していませんか?
でも本来ミドルエイジのおしゃれを一番引き立てるアイテムはホワイトのボトムスなんですよ。
ホワイトのボトムスにはどんなアウターにも合わせられる利便性と、今持っているアイテムの雰囲気をガラリと変えてくれる要素が詰まったミドルエイジ必須アイテムです。
ボトムス購入のポイントはこちら。
おしゃれの王道 白シャツは肩幅を合わせるのが基本
プレーンなシャツをカッコよく着こなすのは難しいですね。特にサイズ感が合っていないと全体のシルエットが台無しになってしまいます。
ミドルエイジの皆さんはいつも仕事でワイシャツを着ているからと、オフには襟付きのシャツよりもTシャツやカットソーを好む方も多いですね。
しかし襟付きのシャツが窮屈に感じるのはサイズが合っていないからなんですよ!サイズが合っていないと着ていて疲れてしまいます。
プレーンのシャツはまず肩幅がきちんと合うものを選んでください。スーツに限らずジャスト・サイズの服は着ても疲れないしラインも綺麗で全体のシルエットを引き立ててくれますよ!
ボトムスは腰で穿くを意識する
よくボトムスをウエストあたりまで持ち上げてベルトで止めている方を見かけますが、あれでは腰から股にかけてシワがよってボトムスのラインが崩れてしまいます。
ボトムズは自然に止まる腰の位置で穿くのがベストのスタイルです。またサイズを合わせるときはヒップで合わせると綺麗なラインを出すことができますよ。
ベルトは真ん中の穴で
ベルトにも一番自然でカッコよく見える長さがあります。ベルトの穴は奇数が基本ですから必ず真ん中の穴を通すようにするのがポイントです。
真ん中の穴を使うと余った部分が10cmくらいになり見た目のバランスがよくなります。
ジャケットで隠れているからと手抜きは禁物ですよ!
ハイブランドこそ目立たないところで
ハイブランドのロゴが大きく入ったシャツやバッグを持つ人もよくおられますが、ミドルエイジならそういったハイブランのアイテムこそ目立たないところでこっそりと使いたいですね。
老舗のブランドのアイテムは長年かけて築き上げた上質さが漂っています。であるからこそそのエッセンスをほんの少し加えるのもおしゃれの楽しさです。
特におしゃれな人は財布やキーケースなど小物類にこっそりとハイブランドのアイテムを取り入れています。さりげなく使っていながらよく見れば!
そんな自分にだけ分かる贅沢は気分を上げてくれますね。
メガネはアクセサリーだと心得ましよう
メガネは実用品だからとあまりフレームの形やカラーこだわりを持つ人は少ないように思いますが、メガネもおしゃれを引き立ててくれる立派なアイテムのひとつです。
自分の顔に合ったフレームはそれだけでおしゃれ度をアップさせてくれるアクセサリーに変身します。
高価なものでなくてもいくつか揃えてその日の気分やコーデによって変えてみるのも楽しみのひとつだと言えますね。
首元の演出でイメージはガラッと変化します
ネクタイがそうであるように男におしゃれの基本は首元にあります。
首元がキマると全体のシルエットがシャープにおしゃれ度をアップさせてくれます。特に秋冬はマフラーやストールで首元を立体的にすることによってメリハリの効いた雰囲気を演出してくれます。
様々な巻き方から自分にイメージに合ったものにトライしてみましょう。
まとめ
ミドルエイジのおしゃれは「何を着るか」より「何を着ないかを意識することが大切です。
肩肘張らずに自分に合うものを知ることでこれまでよりも少し「いい感じ」になることができます。
「外見は一番外側の中身」!
ミドルエイジこそ遊び心を失わず もっとおしゃれを楽しみましょう。