ダンディーを目指すなら腕時計から!センスと機能で選ぶ大人におすすめブランド12選♪
ビジネスパーソンにとって腕時計は単に時間を確認するための道具ではなく、持つ人の価値を高めステイタスを保証する重要なアイテム。
そうなるとある程度のポジションにつくミドルエイジならやはり立場に見合った腕時計を身につける必要がありますね。
スーツと違って腕時計や小物類はその人の素の部分が出やすいので、相手に与える印象がマイナスにならないようなチョイスが必要になってきます。
ミドルエイジの腕時計選びのポイントは?
まずはビジネスシーンでの腕時計の基本マナーを抑えておきましょう!
ビジネスシーンでの腕時計選びのマナー、基本は「白無地の文字盤」「黒のレザーベルト」「三針」この三つです。
白無地の文字盤を選ぶのは腕時計を必要以上に悪目立ちさせないためで、ビジネスやフォーマルシーンでは白無地が条件になります。
そして文字盤に時刻を表すための目盛であるインデックスは、アラビア数字はカジュアルなイメージなのでローマ数字かバーインデックスを選ぶのが基本です。
もっとも今では以前よりもマナーも少しゆるくなって6や12など、一部にアラビア数字が入っている腕時計も受け入れられています。
ただしベルトに関してはメタルよりも黒レザーの方がフォーマル度が高いので、「ブラック・タイ」などのドレスコードがある場所では黒のレザーベルトを。
それ以外のビジネスシーンではメタルでもマナー違反とされないので、好みに合ったチョイスをするのもありです。
しかしゆるくなったとは言えデザインはシンプルで上品なものが条件なのでカジュアルなイメージのクロノグラフやダイバーズは絶対にNGです。
例えば世界中に熱狂的なファンの多い「ロレックス」。様々な人気のモデルがありますがロレックスと言えども腕時計の基本マナーを忠実に守ろうとすればビジネス使いできるのは「チェリーニ」だけということになります
基本はあくまでも基本なので必ずしも絶対忠実に守らなければならないということはありません。
しかし若い世代と違ってミドルエイジになると、商談や打ち合わせに会食などそれまでとはランクが変わってきますね。
そのようなときのためにも腕時計の基本マナーは抑えておきましょう!
ダンディーを目指す大人におすすめの腕時計は?
時計が日常的に使われるようになったのは1700年代、貴族や僧侶など主に上流階級の人々が愛用した懐中時計が起源とされています。
それ以来現在に至るまで各時計ブランドから無数の腕時計が販売され名作、名品と呼ばれる腕時計も数多く発表されましたが、腕時計選びにはその人のセンスが問われますね。
そして年齢を重ねてくるとそろそろ一生モノの腕時計と出会いたいと思っている方も多くおられるはず。
ここで言う一生モノとはただ高価格であることではなく、長く愛着を持って身につける腕時計だということです。
そこでミドルエイジを引き立ててくれるセンスのいいおすすめ腕時計は?価格帯にばらつきがありますがどれもおすすめの腕時計です!
グランドセイコー SBGH001
1969年水晶に電気を流すことで起こる振動によって正確な時を刻む画期的な技術「クオーツ式腕時計」を世界で初めて開発したセイコー。
これはのちに「クオーツ革命」と呼ばれ世界の時計業界に一大転機をもたらすことになりますが、それ以前の1960年高級時計の代名詞とされていたスイスに対抗し日本の技術を結集。
世界に挑戦する最高級の腕時計を作るというコンセプトのもとに設立されたのが、メイド・イン・ジャパンの誇りである「グランドセイコー」!
初代グランドセイコーの販売価格は2万5000円。当時の国家公務員上級職の初任給が1万2000円ですからいかに高級品だったのかよく分かりますね。
そのグランドセイコーが自信を持って送り出し細部にわたるまでのこだわりと精度の高さから「機械式腕時計の新たな世界を切り拓いたグランドセイコーの最高傑作」と言われているのがSBGH001です。
シンプルで高級感あふれたデザインはこれぞセイコースタイルと呼べる腕時計です。
「時計好きがたどり着く究極の普通」と言われるグランドセイコー!
一度は腕に乗せてほしい腕時計です。
オメガ シーマスター
時計好きなら外すことはできないブランドのひとつであるオメガ。
人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号のバス・オルドリンがオメガのスピードマスターを着用したことで有名ですが、シーマスターも007のボンド・ウォッチとして知られています。
本来はプロ仕様のダイバーズウォッチでしたがシンプルで上品なデザインもラインナップされているのでミドルエイジのダンディーな腕時計にはピッタリですね!
ツェッペリン ヒンデンブルクLZ129
1987年創業と比較的新しいブランドですが、かつてドイツが誇った飛行船「ツェッペリン」をイメージした程よいヴィンテージ感のある腕時計ですね。
またドイツらしい高品質でコストパフォーマンスに優れた腕時計で、メインはもちろんオン・オフ兼用のサブとしてもおすすめです。
ティソ ル・ロックルオートマチック
トラディショナル・ウォッチでは生産量世界一で多くの人に愛されているブランド「ティソ」
スイスのロゴマークを入れることを許可された信頼性の高い機能は、ビジネスシーンに活かされるダンディーな腕時計です。
ルイ・エラール エクセレンス オープンウィンドウ
1931年創業の「ルイ・エラール」そのポリシーは「高品質でありながら手の届く価格」これはユーザーにとっては嬉しいですね。
少人数で手作りにこだわり品質の良い腕時計を提供し続けています。
デザインもオン・オフ兼用でダンディーな大人を目指すなら、こういったミドルクラスのシンプルで上品な腕時計を手元に置いておきたいですね。
IWC ポートフィノ
IWCのラインナップでもシンプルでクラシカルなモデルとして1984年以来変わらない評価を得ているのがポートフィノです。
ロレックスやパテック・フィリップと並んで熱狂的ファンの多い腕時計ブランドですね。
特にポートフィノはオーソドックスで目立ちすぎることのないフォルムですがスーツスタイルに合わせると、そのシルエットは際立ちます。
また裏ぶたに刻印された美しいポートフィノの街も持つ人だけの喜びを味わえます。
ダンディーなミドルエイジにはピッタリの腕時計ですね!
ゼニス ウルトラシン
「わかる人にはわかる」そんな腕時計の代表的ブランドが「ゼニス」です。
1865年に創業した歴史あるブランドですが1900年代初頭にはすでに自社ムーブメントを搭載しており老舗マニュファクチュール(自社一貫生産)として認められています。
そのムーブメントの優秀さはロレックスがデイトナ生産時に唯一の社外ムーブメントとして採用したことでも証明されています。
また「ゼニス」は日本とも関わりが深く旧国鉄が鉄道時計として正式採用したのが「ゼニス」だったんですね。
これらのエピソードでもわかるように高品質で気品のある腕時計です。
ロンジン レコード
ロンジンが伝統に基づきクラシカルなエレガンスを追求したモデルがレコードです。
ビジネスウォッチの魅力はスーツスタイルをアップさせてくれるところにありますが、このレコードもまさにミドルエイジだからこそ腕に乗せてほしいダンディーな大人の腕時計だと言えますね。
ユンハンス マックス・ビル
「頑張れば買える価格の最高傑作」と言われている腕時計がデザイナーの名前を冠し発表されたマックス・ビル。
彼は当時のキッチンタイマーを元にこの腕時計をデザインしましたが、大きな特徴は極端に薄いベゼル(ケースの枠)これによって優れた視認性を持つ腕時計になりました。
ドイツのブランドらしく作りは丁寧で手巻き時計と自動巻両方がラインナップされており、腕時計本来の趣きを楽しめる腕時計ですね。
ジラール・ペルゴ ロレアート
「ジラール・ペルゴ 」もマニュファクチュールとして高く評価されている腕時計ブランドです。
ロレアートはラグジュアリースポーツウォッチと呼ばれ、円に八角系を組み合わせたスタイリッシュなデザインは特に40代以上のスーツスタイルを引き締めダンディーに磨きをかけてくれる腕時計です。
ハミルトン ジャズマスターGMT
アメリカ発祥の腕時計ブランドですが現在はスイスのスウォッチグループ傘下の「ハミルトン」
中でもジャズマスターはヴィンテージ感のある洗練されたデザインで世代を問わず人気のモデルです。
こういう腕時計をさりげなく腕に乗せていると「男の粋」を感じさせてくれますね。
ザ・シチズン AQ4020
最後はやはりグランドセイコーと並ぶメイド・イン・ジャパンの傑作で締めたいですね。
1995年に誕生したシチズンが持てる技術を惜しみなく投入した高級ラインナップブランド「ザ・シチズン」
わずかな光でもソーラーセルが起動し電池交換不要!フル充電で暗闇でも半年間動き続けるというシチズン独自の発電技術「エコ・ドライブ」で年差±5秒という世界水準の精度。
そして99%クラリティーコーティングされたガラスは透明度が高く視認性は抜群!
さらに文字盤に日本三大和紙である「土佐和紙」を使用するなど高級感とハイクオリティーを兼ね備えた腕時計です。
グランドセイコーのライバルでもありどちらも甲乙つけがたい魅力がありますね。メイド・イン・ジャパンにこだわるなら手にしたい大人のダンディーさを底上げしてくれる腕時計です。
まとめ
ロレックスもパテック・フィリップもオーデマ・ピゲもその他ファンが多いブランドが登場しないことに「けしからん!」と思っている方もおられるかも知れないですね。
しかし今回はミドルエイジがビジネスシーンで着用することを前提なので、スーツスタイルを引き立てデザインやブランドが悪目立ちしない腕時計をチョイスしてみました。
奥が深い腕時計の世界。今後購入予定があればこの記事が少しでもお役に立ていただければ幸いです。
いくつになっても向上心を忘れずにダンディーを目指しましょう!