暑くなって来ると重ね着をすることが少なくなって、ひとつひとつのアイテムが際立って来るのでより気をつけたい季節ですね。
また汗ばむ時期は清潔感や清涼感を普段以上に心がけたいところです。
そこでこれから夏にかけて是非チェックしたいアイテムと、注意点についてまとめてみました。
夏に意識すべきは「ノームコア・スタイル」!
ノームコアとはニューヨーク発祥のシンプルで普通の着こなしのことで、「シンプルなアイテムをきちんと着こなすことが逆にカッコいい」というスタイルのことを言います。
例えば白シャツにデニムはファッションの王道とも言えるスタイルですが、体型維持も含めてジャスト・サイズの白シャツをさらりと着こなして「こなし感」を演出するのはやはり大人ならではのスタイルですね。
ノームコアはごく普通のスタイルだけにおしゃれ感が伝わりにくいですが、「分かる人には分かる」そんな良さがあります。夏のアイテムもベーシックな着こなしを抑えて自分なりのおしゃれ感を出してみましょう。
浴衣♪
夏には欠かせないアイテムのひとつが浴衣。これから着る機会も多くなりますね。浴衣は一見涼しげですが、実際に着るとそうでもありません。しかし何となく気分がシャンとするのは和服ならではだと思います。
私も夏には浴衣を楽しんでいますよ!
浴衣は油断すると前がはだけたり、帯が緩んだり大変ですがスーツと同じように緊張感を持って着用することが大切です。
浴衣で一番注意したいポイント、それは洋服と違って着崩しは絶対にNG!これは常に注意しておきましょう!
そして着こなしのキモは帯の位置!ベストの位置は下腹の少し下。決してヘソより上に締めないこと!
この辺りがベストの位置です。私の住む京都はレンタル着物のお店が多いので、街中で浴衣姿の若い男性をよく見かけますが、まずほとんどの男性が帯の位置が高すぎですね。
こんな感じですね。帯の位置が高いと浴衣のラインが崩れてだらしない印象を与えます。何故お店の人が帯の位置をアドバイスしないのかいつも不思議に思いますね。
浴衣は着崩さないこと!そして帯の位置!このふたつを注意しましょう。
ホワイトデニム♪
夏らしいホワイト・デニムはトップスに何を合わせるかで、上品キレイめからカジュアルまで印象はガラリと変わります。
ブルーシャツにホワイト・デニム!これはもう鉄板の組み合わせですね。清涼感のあるイメージで失敗しないコーデと言えるでしょう!
ポロシャツを合わせるとリゾート風着こなしに変化しますね。
テーラードジャケットにホワイト・デニム!やはりキマリますね。トップスのカラーはネイビーが定番ですが、ライト・グレーや少し派手なカラーなど用途は広いのでいろんなカラーを試してみたいですね。
またタイドアップしても暑苦しく感じさせないのも、ホワイト・デニムの良いところですね。
ちなみに私が今シーズン購入したのがこちらのジャケット。少し明るいカラーも相性がいのはホワイト・デニムならではですね。
ホワイトは無彩色でありながら膨張色でもあります、特にスポーツをして足が太めの男性は苦手意識を持っている方も多いようですね。
でも心配はいりません!下半身のガッチリした男性のホワイト・デニム選びのポイントはテーパードシルエット!そして裾の長さはアンクル丈を!
これだけでもラインがスッキリと見えます。今まで苦手意識を持っていた男性の今年はホワイト・デニムにチャレンジしてみましょう。
ハーフ・パンツ♪
今や夏の定番になったハーフ・パンツ!若い世代だけのアイテムだと思っていませんか?まったくそんなことはありませんよ。
ひとひねり加えるだけで、大人世代でも充分はきこなせるのでご安心を!涼しさと楽さを兼ね備えたハーフ・パンツを選ぶときのポイントは2つ。
細めのシルエットで膝丈のものを!
ハーフ・パンツはTシャツやカットソーがピッタリですが、大人世代はやはりリネンシャツを合わせて清涼感を演出したいですね!
そして足元はスニーカーはカジュアルなイメージになりがちなので、ローファーでシャープに引き締めましょう!
サマージャケット♪
夏のオフ用ジャケットは少しラフに余裕を持って、シワさえも味になるような気楽なジャケットを選びたいですね。
テーマはあくまでも「気軽に着れておしゃれ」そんなジャケットはデザインも大切ですが夏は素材にこだわってみましょう!
サマージャケットにおすすめの素材は。
ジャージー 軽くてUVカット率が高く機能性ではイチオシです。
リネン 柔らかなシワが風合いとなって残る素材、夏にはピッタリですね。
スウエット パーカー感覚で着られるシワが気にならないジャケットの代表。
日頃スーツでキメて少々窮屈な思いも、オフは気楽にこ心地の良いジャケットでおしゃれしたいですね!
エスパドリーユ♪
夏のデニムやチノのにピッタリのエスパドリーユ。シンプルで清潔感のあるジュード・ソールと足の甲を覆うアッパーとの相性が抜群で、アッパー素材の違いがエスパドリーユの見た目に大きな変化を生みます。
エスパドリーユの基本はひとつだけ。王道の無地をチョイスする!
ポピュラーなのはコットンアッパーのエスパドリーユ!
程よく色落ちしたデニムに合わせたい素材です!
一方レザーアッパーのエスパドリーユは、スタイリングの上品さを損なうことなくリラックス感を演出してくれます!
まとめ♪
夏のアイテムはシーンに合わせた着こなしが大切です。少しの変化で印象がガラリと変わるので注意したいですね。
汗ばむ季節は清潔感を意識してシンプルにまとたいです。それにはワントーンコーデも色に濃淡をつけた方が、より清潔感や清涼感が強調されます。
そしてボトムズは少し良いものを!夏のシンプルなコーデの場合安めのボトムズはペラペラに見えるので注意したいですね。
シンプル・清潔感・素材。
この3つのポイントを意識して夏のコーデを楽しみましょう!新たな自分を発見できるかも知れませんよ!