ダンディズムの象徴、あるいはファッションの一部、それとも機能重視?腕時計に対する考え方は人それぞれですね。
そもそも腕時計は 第一次世界大戦に出征した兵士たちが、素早く時間が見れるよう、懐中時計を腕に巻いたのが腕時計の始まりだと言われています。
必要に迫られてダンディズムの象徴から、機能を兼ね備えたものに変化して行ったんですね。
ところが最近は、腕時計をしない若いビジネスマンが増えているそうです。
これは悲報と言うよりも至極まともなアドバイスだと思いますけどねぇ。ビジネスマンにとって第一印象はやはり大切です。
スーツやネクタイはもちろん靴や時計に財布などの小物類に至るまで、人はさり気なくしかししっかりと見ているものです。
若い世代はスマホで時間を確認する方も多いですが、これはビジネスシーンにおいては完全にNGですね。
初対面の方との席では相手に与える印象は確実にマイナスになります。やはり時計はビジネスマンの必須アイテムと言えますね。
時計も洋服と同じようにオンとオフ両方持っていたいですが、まずはビジネス用に好印象間違いなしのおすすめブランドは。
~10万円。
ツェッペリン
ドイツの時計ブランド。1987年創業と比較的新しいブランドですがドイツが誇る飛行船「ツェッペリン」をイメージしたデザインは、程よいヴィンテージ感とドイツらしい高品質のコストパフォーマンスに優れたブランドです。
オロビアンコ
イタリアのファクトリーブランド「オロビアンコ」バッグが何と言っても有名ですが、「機能性と芸術性をあわせ持った芸術品」をコンセプトにビジネスからフォーマルな場まで幅広く使えるのが魅力です。
エンポリオ・アルマーニ
メンズ有名ブランドの「エンポリオ・アルマーニ」。女性にも評判がいいシンプルでベーシックを守ったデザインは若い世代からミドルエイジまで、幅広い年代にフィットするオン・オフともに使えるおしゃれなフォルムです。
ダニエル・ウェリントン
スウェーデンのブランド「ダニエル・ウェリントン」。シンプルでドレスコードを選ばないデザインで、売れ筋ランキングでも順位が急上昇!
レザーストラップとNATOストラップとの付け替えも簡単で、スーツにもカジュアルにもどちらも使えて便利ですね。シンプルなデザインが好みの方におすすめです。
ティソ
1853年創業スイスの歴史あるブランド「ティソ」。トラディショナル・ウォッチとして世界一の生産量を誇り、スイスの国旗を自社のロゴマークに入れることを許された数少ないブランドのひとつ。
機能は文句なしの信頼性でコストパフォーマンスにも優れたハズレのないブランドです。
10万円~20万円。
グランドセイコー
水晶に電気を流すことで起きる振動で正確な時間を刻む技術で、世界に「クオーツ革命」を起こした日本が誇るブランド「セイコー」。
そしてセイコーがかつての職人たちを集めて作ったのが「グランドセイコー」。機械式の時計は高額ですがクオーツなら20万円以下で手に入ります。一生ものとして少し無理をしても買う価値のある時計ですね。
オメガ
世界的に有名なスイスの高級腕時計ブランド「オメガ」。中でも人気なのが「シーマスターアクアテラ」文字盤の豪華客船のウッドデッキを思わせるようなストライプが特徴。
耐久性に優れオーソドックスなでザインからスポーツテイストの強いものまでラインナップが豊富なので自分に合った一本が見つかります。
ハミルトン
元はアメリカ発祥ですがが現在はスイスのスウォッチグループ傘下の人気ブランドの「ハミルトン」。幅広い年代に好まれるブランドですね。
10円以下のモデルもありますが、やはりハミルトンを買うなら少し高めの時計をチョイスしたいですね。おすすめは「ジャズマスター」。洗練されたデザインで自慢の一本になる時計です。
ユンカース
戦闘機のエンジンを作り有名になった人物の名前をとり1997年ドイツで創業したブランド「ユンカース」時計ファンだけでなく航空ファンの間では「ブライトリング」と並んで人気のあるブランドですね。シンプルなヴィンテージ感がたまらないセンスの良さが光る一本です。
ルイ・エラール
1931年創業のブランド「ルイ・エラール」。少人数で手作りの時計制作にこだわりその品質の良さは業界でも有名です。「高品質でありながら手が届く価格」のポリシーは買う側にとっては嬉しいですね。
そんなにメジャーではないが知る人ぞ知るというブランドが好きな方にはおすすめです。
時計を一生ものとして考えるか、気軽に色んなタイプをつけて楽しみたいかで価格帯は違って来ます。
ただある程度年齢を重ねるとやはりそれなりのものを身に付けたいですね。いい時計は自分の価値を高めてくれます。
自分に相応しいお気に入りの一本を見つけて時計の奥深さを楽しみたいですね。