クリスマスと言えばチキン!今ではもうすっかり定番になりましたね。 アメリカではチキンではなく七面鳥ですが、日本では圧倒的にローストしたチキンが多いですね。
味には好みがありますが七面鳥は脂分が少なくてあっさりとしていて、個人的にはやはり地鶏や合鴨の方が美味しく感じるんですね。
それに♪七面鳥はやっぱり照れる~ということで、今年もチキン料理にチャレンジしてみました!
そもそも何故クリスマスに七面鳥を食べるようになったのか
感謝祭やクリスマスに七面鳥をたべるのは、宗教的理由ではなくアメリカ建国の時代からの風習なんですね。
17世紀ヨーロッパからアメリカに渡った移民達が、飢えを凌ぐために捕まえたりネイティブ・アメリカンから貰って食べていたのが七面鳥。
その感謝を忘れない、言わば縁起物としてクリスマスに七面鳥を食べるようになり、この風習がイギリスに逆輸入。
ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」に、ローストした七面鳥を食べる場面が描かれているので、その頃にはすでにイギリスでもクリスマスには七面鳥を食べていたようですね。
他のヨーロッパ諸国では?
サンタクロースの本場フィンランドでは「キャセロール」という、肉や野菜にチーズに乗せてオーブンで焼いたものを。
フランスではうさぎの丸焼きやフォアグラや牡蠣を、ドイツでは鴨やガチョウが食卓に並び、イタリアはやはり自家製パスタ料理が食べられています。
ちなみに日本でクリスマスにはチキン!という習慣は昔からありましたが、フライドチキンを食べるようになったのは、お馴染みの某フライドチキンチェーン。
1970年のクリスマスにアメリカ人のお客さんが、七面鳥が手に入らないから代わりにと買って行ったのを当時の店長がそこからヒントを得て、翌年から大々的にコマーシャルを展開したのが始まりだと言われています。
そしていよいよチキンの炊き込みご飯!
今回は料理研究家の浜内千波さんのレシピをアレンジした、チキンの炊き込みご飯を作ってみました。
作り方は至って簡単!しかも炊飯器で出来るので失敗する心配もなし!
レシピと材料(4人分)はこちら
鶏もも骨付き肉 2本
塩コショウ 適量
土生姜 ひとかけ
人参 1本
玉ねぎ 1個
ブロッコリー 100g
米 1合
水 120cc
塩 小さじ2杯
作り方
1.鶏もも肉に塩コショウで下味をつけ、皮ごとすりおろした生姜を揉み込む。
2.人参は1.5cmの輪切りにし玉ねぎは縦に4等分する。
3.米を研ぎ水と一緒に炊飯器に入れ、材料を乗せる小さじ2杯の塩を入れ普通に炊く。
4.炊き上がったらブロッコリーを入れ5分間蒸らす。
5. 器に盛りつけて出来上がり。
どうです?簡単でしょ?これはオリジナルのレシピですが、これだけでも充分美味しく頂けますが、少し味付けを変えたいときは塩の代わりにコンソメを使っても美味しく出来上がると思いますよ。
実際食べてみて「ん???これはどこかで食べた味に似てるな」と思ったら、以前田町の「威南記」のシンガポールチキンライスに似た感じの味でした。
「威南記」についてはこちらの記事をどうぞ!
家族で過ごすクリスマスにはピッタリ!これは自信を持っておすすめ出来る一品です。と言いながらクリスマス前にこれを作ってしまったから・・・我が家は外食にします(笑)