地上波放送が減ってプロ野球が本来の姿になった♪
昨日からセ・パ両リーグのクライマックスシリーズが始まりましたね。
私はクライマックスシリーズ否定派ですが、それはこの際置いといて・・・。出場チームのファンの方は、大いに盛り上がっておられることでしょう。
さすがにクライマックスシリーズや、日本シリーズは地上波放送がありますが、シーズン中の放送がここ数年激減しましたね。
何故全国ネットの地上波放送が減ったのかは、視聴率低下によるスポンサー離れに伴う予算の削減で莫大な放映権料を確保出来ないこと。
時間的制約があることなどの理由で、今後BSやCSの普及に移行して行くことも仕方ないことですね。
夏の夜など世のお父さんたちがビールに枝豆で野球中継、そんな姿もなくなりそうです。
ただ地方のローカル局では放映権料も全国ネットよりもはるかに定額で、地元チームの試合はある程度視聴率も取れるのでまだそんなに減ってはいないようですが。
BSとCSの普及が野球中継に変化をもたらしたのは事実で、メディア別の視聴試合数も地上波が年間13.1試合に対して、BSCSでは24.1試合という調査結果も出ています。
ところで最近地上波での野球中継が減ったことが、プロ野球の衰退に繋がるという意見も聞かれますが果たしてそうでしょうか?
例えば年間観客動員数を見てみると。
2014年 22,859,351人
2015年 24,236,920人
2016年 24,981,514人
動員数は増えているんですね!
東京と大阪に球団が集中していたのが、現在ではセ・リーグが東京、大阪、神奈川、広島、愛知にパ・リーグが福岡、北海道、大阪、埼玉、宮城、千葉と各地に分散したことも大きな理由のひとつと考えらそうですね。
個人的には野球の盛んな四国にもチームがあって欲しいところですが・・・。
Jリーグが国際試合以外では放送がなくスタジアム観戦がメインになっているように、プロ野球もスタジアムに足を運んで試合を楽しむ時代へと変化しています。
それに加え各地のスタジアムが綺麗で豪華になり、球団の経営努力によって食事や観客席の種類を増やすなどファンサービスを充実させ。
これまでのスタジアムから楽しめるボールパークに変えようとする姿勢も見逃せないところです。
観戦する場から総合的に楽しめる場に!来シーズンは是非生観戦でボールパークを楽しみたいですね!
それにしても我がタイガースは・・・トホホ