明石家さんまさん超オススメ!「下総醤油」を食してみた♪
昨夜何気なくテレビを見ていて偶然知ったのですが、明石家さんまさんが昨日で満60歳の誕生日を迎えられたそうですね。
60歳と言えば「還暦」ですが、番組でもデニムを穿きこなして、いつまでも若々しくて魅力的な「お笑い怪獣」です。
そして番組放送中フジテレビが映し出され、その掲示板に大きく祝60歳の文字が!
実は東京での私の住まいは、ベランダに出るとフジテレビが見えるんですね。そこで急いで出てみるとありました!
右を向いたらテレビの画面が、左を向いたら実際の景色が!
もう一瞬何がなんだかわからなくなり、顔が右向いたり左向いたりで。
まるでウィンブルドンセンターコートで、固唾を呑んでラリーを見守る観客のような状態になってしまいました。
番組はさんまさんと、マツコ・デラックスさんが誕生祝いに食材やアウトドア用品を揃え、バーベキューをするという企画でした。
そこでさんまさんが今一番ハマっているものとして、紹介されていたのが
「下総醤油」♪
サザエの壺焼から焼はまぐり、さらにカレーライスにまで、掛けて大絶賛!
せっかく作ったカレーに醤油を掛けられて、ムッとしていたマツコさんも、一度掛けるとその美味しさに納得!自分のカレーにもたっぷり掛けて召し上がっていました。
「ふ~ん、そんなに美味しい醤油があるのか」と思いながら見ていましたが、正直軽く考えていました。
実は私、今はまったく畑違いの仕事についていますが、元々和食の料理人を十数年していた経験があり、今も家での料理は私が担当しています。
そのせいでいろんな美味しい醤油を試しましたが今一番のお気に入りはこちら!
醤油発祥の地、和歌山県有田の湯浅醤油
「蔵匠 白搾り」
色は薄口に近いですが、少し甘みが感じられ風味が良く、鰹出汁との相性は抜群!
「まぁ俺にはこれがあるからねぇムフフ」などと余裕をかましていたわけです。
そしてそんな事もすっかり忘れていた今日、たまたま買い物に寄ったスーパーで偶然に「下総醤油」を発見!!!
もちろん即買いしました。自宅へ戻り早速開封の義を。
まずは香りをチェック!
少し強めの「たまり醤油」に近い香りがします。
次に味見をしてみます!
塩分が強めで濃いめの味ですが、後味に大豆の風味が広がり、これは只者ではないなという印象です。
さんまさんは、この醤油と壬生菜の漬物とじゃこがあったら生きて行けると言っていたので探してみましたが、やはり東京では京野菜の壬生菜は売っておらず野沢菜に変更。
ご飯との相性はどうかな?
じゃこと漬物のコンビは関西では定番で、ごはんのお供にお酒の肴に私もよく食べます。そしてごはんを用意してじゃこと漬物を器に入れ、醤油を掛けて試食開始。
「さんまさんはああ言うけど、白搾りに敵うはずないやん!今までで一番美味しいてそんなはずが・・・ほんまや!」
確かに美味い!味が濃いのでかけ過ぎると醤油が勝って、素材の味が分かりにくいですが、醤油を少なくすると大豆の風味がじゃこと漬物、それにごはんにピッタリ!
だしを注いでお茶漬けに!
出汁を注いで食べると、美味しさがより一層広がります。お酒の締めにはもう最高!やはりさんまさんの言うことにまちがいはなかったでね!
そしてもう一品。ご飯が余ったときに、おやつ代わりや夜食には焼きおにぎりが簡単で便利ですね。
そこで下総醤油を使った簡単オススメの焼きおにぎり料理を!
焼きおにぎり茶漬け
今回は簡単にフライパンで形はお好みですが私はいつも三角のおにぎりで。
焼きおにぎりのタレは醤油の他に味噌を入れたりと、各家庭で工夫されているようですが今回は直球勝負で「下総醤油」のみ!
ハケで醤油をつけたら焦げやすいので注意です。
そしてお好みのお漬物を。今回は京風でしば漬けと刻みきゅうり、彩りにたくわんそして釜揚げしらすをトッピング!
焼き上がったらうつわに盛りつけ。
ここにかつをだしに下総醤油をほんの少々、そして塩を加えて「吸汁(すいじ)」をはります。
最後に刻み海苔を乗せわさびを添えたら出来上がり!
お漬物が苦手な方はお好きなものでOKですが、たらこや明太子は味がぶつかるので量は少なめに。
小腹が空いたときやお酒のシメにもぴったりです!
おまけにチーズ焼きおにぎり
こちらも超簡単にできて美味しいメニュー。焼き上がったおにぎりにチーズを乗せてレンジでチン!
下総醤油とケチャップにタバスコを少々加えてソースを作ります。チーズが溶けたらソースを掛けて出来上がり。
ドライパセリがあればトッピングしてもいいですね。これはお子さんでも美味しく食べられる味です。
今回2つの醤油を比べてみた感想は、味が濃く風味が強い「下総醤油」は刺し身や冷奴、漬物などの掛け醤油として。
そして一方の「蔵匠 白搾り」は甘みと旨味が出汁との相性がいいので煮物用として。この使い分けがベストだと思います。これでまた楽しみが増えました。
さんまさんにお礼と言いたいところですが「この醤油ほんとに美味しいですね」と言うと、きっとこう言われると思います。
「しょうゆうこと♪」(笑)