「マツコの知らない世界」で絶賛された駅弁を食してみた!すべて星3つの美味しさでした♪
普段あまりテレビを観ない私ですがたまたま放映日の翌日、録画してあった「マツコの知らない世界」という番組を初めて観ました。
ご覧になっとことがない方にどんな内容の番組か紹介すると。
マツコの知らない世界
マツコとゲストがガチバトル
あのマツコ・デラックスも知らない世界へようこそ・・・
マツコとゲストが1対1のサシトークI
あらゆるジャンルのゲストが登場しトークを繰り広げます。
ゲスト自ら得意のジャンルや、現在ハマっているものを企画として持ち込み、マツコにプレゼンしていくというスタイルの番組です。
番組HPより
というような番組ですが、その日のテーマは・・・駅弁特集!
そしてゲストは5.000個の駅弁を食べたという、駅弁スペシャリストの鉄道カメラマン櫻井氏。駅弁を「箱に詰まった小宇宙」と表現する櫻井氏は、鉄道カメラマンというより立派に「駅弁評論家」としても通用するくらい駅弁の知識が豊富!
しゃべりも達者でなるほどテレビ向きの方でした。その櫻井氏が紹介されていた駅弁がもうどれも美味しそうなこと♪
しかもこれがすべて東京駅で買うことが出来る???
思い立ったらすぐ行動!美味いものは見逃すな!をモットーする私としては行かねばなりますまい!そこですぐさま東京駅に直行!
東京駅に来るのは久しぶりだということで、まずは1914年に建てられ2012年に復元工事が完了した、あの有名な駅舎を見物することに。
さすがに風格がありますね。
100年の歴史を感じながらこれから出会うであろう駅弁に、思いを馳せていたのでありました。
そしてやって来たのがこちら!「駅弁屋 祭」
壁にはズラリと駅弁のサンプルが並び壮観ですね!
店内はこんな感じで各地方がごとにエリア分けされています。
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ここで注意点を!
店内には有名駅弁や人気駅弁に加え、ライブキッチンで作る「出来たて駅弁」など、約170種以上の駅弁があります。これはもう当然のことながら目移りがして迷いに迷うのは必至です。
「まぁ行ってひと回りして何を買うのか決めたらいいかな」などと簡単に考えていると、まず決めることが困難になるのは間違いありません。
そこで行く前にある程度下調べをして、せめて「肉」「海鮮モノ」「寿司」などカテゴリーだけは決めて行かれた方が無難だと思います。
私は櫻井氏のオススメの駅弁を買うことを決めていましたが、それでも実際に行ってみると目移りがしてあっちで迷い、こっちで心が揺らぎ(笑)
「こんなことではいかん!ここは初志貫徹だぁ」と己を鼓舞しなければなりませんでした。
そこで櫻井氏の指示に従い購入したのはこの4点!
まずトップバッターは!
茨城県水戸市の「牛べん」♪(1050円)
茨城県常陸牛振興協会が認定した「国産黒毛和牛」を使用。肉の柔らかさ、すき焼き風の味付けも文句なし!
少し甘めのタレが染み込んだご飯と一緒に口に入れると、絶妙なバランスに思わず唸るほどの美味しさ。
付け合せの煮玉子はもちろん、「湯葉の高野豆腐巻き」が格別美味しかったです!
続いての逸品は。
群馬県高崎市の「鶏めし弁当」♪(900円)
昭和9年の販売以来昔ながらの味を守り続けている人気の駅弁!
醤油で炊いたご飯の上に鶏そぼろ、海苔、鶏の照り焼き、コールドチキンにつくねなど盛りだくさん。
味付けもくどくなく各部位の美味しさが堪能出来る鶏肉好きの私にはたまらないお味でした!
3番手に登場は!
鳥取県米子市の「鯖鮨」♪(1000円)
創業明治35年の老舗「吾左衛門鮨」の有名駅弁!
まずはこの身の厚さ!関西では鯖鮨には白板昆布を乗せますが、「吾左衛門鮨」葉と茎を均一に煮あげた北海道道南産真昆布で巻いてあります。
酸味が強すぎることなくまろやかな口当たりです。
京都には「いづう」を始めとして鯖鮨の名店がありますが、それらの店が鯖の脂の美味しさを強調しているのに対して、こちらは少しあっさりとして、昆布との相性を考えてあります。
そしてトリは一番人気のこちら!
福島県郡山市の「海苔のり弁」♪(900円)
番組で櫻井氏が「究極の海苔弁」と紹介したのが「福豆屋」駅弁。
昆布の佃煮、海苔、蕎麦だしで乾煎りしたおかか、そして海苔の4段重ね!
そして絶品のだし巻き!だしと醤油で焼き上げた京風でうす塩の焼き鮭にごぼうと人参里芋の煮物など。
すべてが丁寧に仕上げられており、作り手の気遣いがとプライドが感じられる今回の駅弁の中でも文句なしに一番の美味しさでした!
「福豆屋の海苔のり弁を食べずして海苔弁を語るなかれ!」
そんな思いに駆られる超オススメの駅弁です!
注意点その2!
福豆屋の海苔のり弁は手作りのため入荷数が少なく、販売と同時に売り切れてしまうこともあるそうです。
売り切れの場合待つ覚悟がおありの方は店員さんに、入荷時間を確かめて下さい。
今日は午後1時30分第二便入荷で幸運なことに20分くらい待って購入出来ましたが、40個のお弁当がほんの数分で売り切れました。
4つの駅弁を食してみて、櫻井氏の言う「箱に詰まった小宇宙」という意味が少しは理解出来た気分になりました。
「駅弁」も立派な料理のカテゴリーですね。
機会があればいろんな「小宇宙」を楽しんでみてはいかがですか?