今年も12月に入っていよいよ残すところあと一ヶ月になりました。この時期になるともう毎年恒例の街中がクリスマス一色になりますね。
通りはライトアップされどこに行っても趣向をこらしたツリーが飾られ、一気に華やいだ雰囲気に変わりましたね。
ハロウィンの大騒ぎといいクリスマスといい、クリスチャンでもないのにけしからん!というような声も最近では聞かなくなるほどこのふたつのイベントは日本に定着しましたね。
ところでハロウィンは比較的新しく1997年、東京ディズニーランドで「ハッピーハロウィーン」というイベントが開催されたことで認知度が高まりましたが、クリスマスが日本に定着したのはいつ頃からでしょうか?
日本におけるクリスマスの起源は?
日本におけるクリスマスはやっぱりこの人でした。
フランシスコ・ザビエル。
1552年に信徒を集め12月24日に行ったミサがクリスマスの始まりだったと言われています。
ちなみにクリスマスは宣教師として当然ですがパンツや靴下、メガネも日本に最初に持ち込んだのはザビエルだと言われています。
これからは誰かにこれを初めて日本に持ち込んだのは誰?と聞かれたらとりあえずフランシスコ・ザビエル!と答えておきましょう!
また驚くべきことにイエズス会のルイス・フロイスが書き残した記録には1568年に、織田信長と松永久秀がクリスマスに一時休戦したと記されています(ほんまかいな?)
お互い使者を遣わして「今日は戦はやめて静かにクリスマスを祝おうじゃないの」「OK!メリークリスマス!」とでも言い合ったんですねぇ・・・。
その後江戸幕府による禁教令発令で日本からクリスマスはなくなりましたが、明治6年禁教令がなくなりクリスマスは復活!
明治37年には銀座「明治屋」が日本で初めてクリスマスツリーをディスプレイとして店頭に飾ったことが話題を呼び一般的にクリスマスが広がったそうです。
そして今年も作ってみました!
去年のクリスマスチキンが一部の皆さんに好評を頂いたのですっかり調子に乗って今年もまたチャレンジすることにしました。
去年同様「簡単に作れて豪華なイメージ」をテーマに手が込んでいそうで見栄えが良く、しかし作り方は簡単という極めてイージーな発想と「二匹目のどじょうを狙う」という姑息な企みのもとにクリスマスチキン作りに取りかかったのでした。
丸焼きローストチキン!
去年はもも肉を使いましたが今年は丸鶏をそのまま使用することに。私は一応元料理人なので魚類はもちろん肉類からすっぽんまで!
様々な食材をさばいた経験があるので平気ですが、毛をむしられた丸鶏の姿をアップしますので(ただし頭はついておりません)その類の写真に弱い方はここで速やかにUターンすることをおすすめします。
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材料
丸鶏 1羽
マジックソルト 適量
にんにく 3かけ
オリーブオイル 適量
お好みの香草(なくても可)
お好みの野菜 好きなだけ
いよいよ調理に!
こちらが今回使用する中抜きの丸鶏!
1 丸鶏は水洗いしペーパータオルで水気を拭き取り、表面とチキンの中にマジックソルトを振りかけ中ににんにくとローズマリーを入れます。
2 中身が出ないようお尻の部分を楊枝で止めます。
3 焦げやすい首と足の部分にアルミホイルを巻きます。
4 天板にチキンを食べやすい大きさに切った野菜と一緒に乗せオリーブオイルの適量まわしかけます。(今回は玉ねぎ、じゃがいも、人参、ブロッコリー)
ここまで調理時間10分も掛からずあとはオーブンで焼くだけ!
5 オーブンに入れ230度で15分焼きます。
15焼いたものがこちらです。もうかなり美味しそうでしょ?
6 オーブンの温度を180度に下げてさらに45分焼いたら出来上がり!
どうです?簡単にできてお店で出てくるような仕上がり!(自画自賛)
これにひき肉と玉ねぎを入れたガーリックバターライスを添えて、美味しいワインと共にいただきました。
まとめとポイント
焼く前に火の通りを良くするためフォークで皮の部分を何ヶ所か刺しておきましょう。
写真で見ると焼き上がりは皮が柔らかそうですが、これでも結構パリパリして美味しかったですよ。もっとパリパリ感が欲しいという方は焼き時間を少し長めにしても良さそうですね。
今回は鶏肉に合って風味のあるマジックソルトを使用しましたが、クレイジーソルトや普通に塩コショウでも美味しく仕上がります。量としては4人分はたっぷりあるので家族で食べるのには充分な量ですね。
今年もまたクリスマス前にこの料理を作ってしまったので・・・去年同様今年もクリスマスは外食になりそうです(笑)