元々フリマに行くのが好きで京都では毎月21日東寺で開かれる弘法市に、東京滞在の時は新宿中央公園や、代々木公園に明治公園そして品川インターシティーなどのフリマ巡りを楽しんでいました。
洋服や身の回りの不用品を売りたいと思ったら、少し前なら「ヤフオク」が断然主流でしたが、今は「メルカリ」をはじめとしたフリマアプリが若年層を中心に、急激にシェアを拡大していますね。
気軽に売り買いが出来るのがここまで浸透した理由でしょうが、フリマにはやはりフリマの良さがあってあの雰囲気や、出店している方とのやり取り。そしてごく稀にとんでもないお宝と出会える楽しさは捨てがたいですね。
そうして何度もフリマに通っていると、買う方ばかりではなく売る方も一度経験して見たくなるんですねこれが。
もちろん自分の手持ちの洋服だけでは足りないので、一族郎党から友人知人までありったけのコネを駆使し、哀願・泣き落とし・ヨイショ・脅し・すかし・等々。
あらゆる手を使って洋服をかき集めめでたくフリマ出店にこぎつけました!
フリマ出店までの流れ
今回出店したのは品川のインターシティー。ここでは幾度となくお気に入りに出会った私にとってはゲンのいい場所で、顔なじみの出店者もおられるので安心だろうとここに決めました。
さて出店の手続きですが品川インターシティーだと、主催者の「リサイクル運動市民の会」というところに電話か専用フォームで申し込みます。
出店は一ヶ月前から申し込みを受け付けてもらえますが、事前に申し込むと場所の指定が出来るので、いい場所を取るためには早めに申し込むのがお得です。
申し込むと主催者側から参加の詳細と、参加費の振込先などが記された書類が郵送されて来ます。
そして指定先の銀行口座に参加費2700円、お試し出店登録料500円の合計3200円を振り込んだら準備完了です!
そして当日いよいよ会場へ!
気合いを入れて朝8時に到着!
正面玄関右側の搬入口から入ると、おお!見えて来ましたフリマ会場!
出店は屋内と屋外両方ありますが、今回は屋外の屋根側の出入り口に近いところを希望。出店者の方も徐々に集まり始めます。
屋内はこのような感じになっています。出店者はまず受付けカウンターで出店の手続きをします。
ここで主催者に参加費の振り込み用紙を提示すると、出店許可証と出店場所の番号を貰い手続きは完了です
出店場所は緑色のテープで区切られており、自分の場所に貰った番号を張りここでいよいよ準備に入ります。気合いが入りますねぇ。
今回出品する洋服の入ったバッグ。果たしてこれを全部売り切ることが出来るでしょうか?
周りの出店者も次々と受け付けを済ませ準備に入ります。
午前9時開店!
さぁ売ったるでぇと気合い満々ですが、この時間はまだお客さんの数もまばら。ここで今日のフリマはどんな様子なのか他店の視察に向かいます。
他店も出揃って来ましたね。色々物色しながら他店を見て回るのも楽しいですが、今日は買い物はお預けです。う〜ん残念!
さて10時を過ぎたあたりからお客さんも増えて来ました。これからが本番ですね。
フリマで売るためのコツは?
フリマで商品を買って貰うにはどのようにすればいいのか?まず商品のクオリティーが大切なのはもちろんですが、これまでのフリマ巡りで学んだコツがあるのも事実です。
1 とりあえずこちらから声掛けをする。
中には商品を並べたらじっと黙っている出店者もおられますが、やはり前を通る人に絵軽く声を掛けて見て貰いやすくすることの必要ですね。
ただしあまり馴れ馴れしくし過ぎにならないように要注意です。
2 ブランドやサイズ感の説明は丁寧に。
買う側にとって重要なことはいいものをいかに安く買うかと言うことですから、並べた商品の説明はきちんと出来ることは必須ですね。
特にサイズ感は例えば自分が身長何センチで、このサイズだからなど目安になるものを示して説明した方が買う側に安心感を与えることが出来ます。
3 時間帯によって価格を変更する。
フリマでは表示されている価格そのまま買う方はほとんどおられません。まず価格を確認してそこから出店者と買う側の交渉になります。
まぁ価格はあってないようなものと言ってもいいですね。お昼を過ぎると出店者も売れ残りが多いと困るわけですね。そうなると価格を下げて売り切ってしまう必要があります。
この3つの技を駆使してのフリマ初出店でしたが、いつもと違ってかなり面白かったですよ。やはりフリマの醍醐味は出店者と買う側のやり取りにありますね。
ネット上で完結するメルカリやオークションも手軽でいいですが、対面販売が苦手ではない方は一度出店して見てはいかがですか?
そして肝心の売り上げの方はどうだったかと言うと・・・。
美味しいお肉とワインを楽しめました。大満足!