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自分流儀のダンディズム♪

ファッション、映画、小説、音楽好きなことを好きなように語ります。

愛宕神社の「出世の石段」で曲垣平九郎の凄さを実感した!

神社仏閣 歴史もの
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愛宕神社は全国に900社!

 

総本宮は京都の愛宕山山頂にあり、こちらもパワースポットとして有名です。京都では江戸時代「伊勢は七たび 熊野へ三たび 愛宕まいりは月まいり」と言われるほど栄えた神社。

 

京都は昔から東寺のことを「弘法さん」、清水寺は「清水さん」など何故かさん付けで呼ぶ習わしがあり、愛宕神社も今も地元では「愛宕さん」と呼ばれています。

 

また本能寺の変の前に明智光秀が連歌会を開催したのも愛宕山で、ここで信長を討つ決意をしたと言われています。

 

京都の愛宕さんには以前お参りしたことがあるので、今回は東京の愛宕さんに行って来ました。京都の愛宕神社は市内で一番高い愛宕山の山頂にあるのですが、東京の愛宕山も都内で一番高い山なんですね。

 

ただ京都の愛宕山が標高924mであるのに対し、東京の愛宕山は標高25.7mとかなり小ぶりの山ではありますが・・・。

 

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そしてやって来ました愛宕さん!京都の愛宕さんが火をつかさどる防火の神として全国に広がって行き、東京の愛宕さんも徳川家康の命によって防火の神として1603年に祀られました。

 

鳥居の向こうに見えるのは男坂、別名「出世の石段」と呼ばれている有名な階段ですね。

 

出世の石段のいわれ

 

寛永11年三代将軍家光が徳川家の菩提寺である増上寺参拝の帰り、愛宕神社のまえを通ると源平の梅が満開!

 

どうしてもその梅が欲しくなった家光は周囲に対し「誰かあの梅を馬で取ってまいれ」と超ムチャぶり!

 

別に歩いて行かせればいいものをわざわざ馬なんて・・・。家康や秀忠と違って生まれながらの将軍である家光は、わがまま言い放題だったんでしょうね。

 

それとも家臣たちの勇気を試したかったんでしょうか?よりによって馬でとはねぇ。この急こう配を馬で梅を取って来るなんて、命がけの覚悟が必要ですね。

 

言われた家臣たちは聞こえなかったふりをしたり目をそらしたり、運悪く目が合った家臣も「いえ・・・あの・・・今日はそのナニがナニでして・・・」と言い訳したり。

 

それを見た家光の機嫌はだんだん悪くなる一方、ムチャぶりしておいて機嫌が悪くなるというのも困った将軍ですね。

 

そして今まさにぶち切れ寸前、数秒後には「プチン!!!」という音が聞こえそうなそのとき・・・。

 

「パカッ!パカッ!」という音が周囲の耳に入ります。誰もが「プチン!」だと思っていた音がいつの間にか「パカッ!」。驚いて石段を見るとなんと馬で石段を駆け上がって行くひとりの男の姿が!

 

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それを見た家光が「あれは何者だ?」「丸亀藩の家臣、曲垣平九郎(まがきへいくろう)でございます」そして平九郎は見事馬で石段を昇り降りし、梅を折り家光に献上!

 

これにはぶち切れしかかっていた家光も、「泰平の世に馬術怠りなきこと、あっぱれである」と称賛。平九郎の名は一日にして全国の知れ渡ったそうです。

 

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 これが平九郎が折って家光に献上した梅!合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンは桜の木を、平九郎は梅の木を折って褒められたんですが、よい子には絶対にまねはさせないようにしましょう!

        

 

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そしてこれが石段の上から見た風景!ここに立って下を見た瞬間「怖~~~っ!」

 

 石段は86段で傾斜角は40度!もう体中の色んなところが縮みあがってしまいました。歩いて降りるのも勇気と気合いが必要な石段・・・しかしここを馬でねぇ。

 

実際に石段を見ると馬で駆け上がったなんてにわかには信じられませんが、実はチャレンジし見事成功したのは平九郎だけだけではありません。

 

明治15年には石川清馬が大正14年には岩木利夫、そして昭和57年にはスタントマンの渡辺隆馬が成功しています。3人のうち2人が名前に「馬」が付いているのは偶然とは言え面白いですね。

 

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 将軍梅の横には撫でると福が身につくという「招き石」あったので、念入りにナデナデしておきました。

 

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 帰りは向かって右にある「女坂」と呼ばれる石段を降りましたが、その石段でもなかりの怖さでしたよ。

 

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愛宕神社を後にして家光とは逆のルートでしたが、ぶらりと歩いて増上寺へ!  

 

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途中で東京タワーを眺めながら歩くこと約10分で到着。

 

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言わずと知れた徳川家の菩提寺で、家康の葬儀もここで執り行われています。

 

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増上寺には将軍家の墓所があり、ここには二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂と6人の将軍が眠っています。

 

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将軍が参詣するときに通った御成門などを、ゆっくりと眺めながら帰路へ。

 

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愛宕神社から増上寺と何故か徳川家ゆかりの半日ぶらり旅でしたが、もうあの出世の石段のインパクトが強すぎて・・・。

 

最後まで「あの石段を馬でねぇ」とため息ばかりの一日でした。

 

 

rintaro95.hateblo.jp

 

 

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