遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
今年も当ブログをご愛顧宜しくお願い致します。
という訳で毎年恒例の初詣に行って来ました。伏見稲荷へは毎年正月の三日に行くのですが今年は元旦と二日の爆飲がたたり、今年の初二日酔いのため三日は起きられず仕方なく四日と相成ったわけですね。
京都駅から電車で約5分、稲荷駅に到着すると出口のすぐ前が伏見稲荷!
ここから参道を屋台などを眺めながら少し歩くと。
重要文化財である楼門が見えます。全国に約3万社ある稲荷神社の総本社!
主祭神は「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」。
2014、15年2年連続で「口コミで選ぶ 外国人に人気の日本の観光スポット」第一位になった観光名所でもあります。
本殿で参拝を済ませ石段を上がると見えるのが、ドラマのロケでもよく使われる有名な千本鳥居で出ます。
鳥居がトンネルのようになったからところですね。
参拝者が鳥居を奉納することによって願いが「通る」との語呂合わせから生まれた信仰だとされています。
名前は「千本鳥居」ですが稲荷山にある1万基の鳥居のうちここにあるのは800基だそうです。
ここから先までずっと続くのですが今回はここでUターン。
そして正月の稲荷参拝の楽しみのひとつである「うずら」と「すずめ」を食しに向かいました。
ここからは閲覧注意です!
狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣料理をフランスでは「ジビエ」と呼ばれていますが、「うずら」と「すずめ」も立派な日本のジビエ料理ですね。
伏見稲荷門前には何軒か「稲荷ジビエ」を出す店があるのですが、私は毎年決まったお店に行きます。
席に着き早速注文しまず出てきたのは「すずめ」!
アルバイトのお姉さんが「頭まで全部食べられますよ」と運んで来てくれました。まぁそんなことは先刻承知なんですが(笑)
伏見稲荷は五穀豊穣の神が祀られているので、その象徴である稲の大敵であるすずめ退治のために「すずめの丸焼き」が生まれたという説もあるそうです。
因みにすずめは公園や街中を飛んでいるものを捕獲するのではなく、免許を持った方がすずめ猟解禁になる11月から捕獲したもので12月が一番脂が乗って美味しいとされています。
全体的に骨が多く硬いですが頭の部分は鶏のレバーのような食感で、胴の部分は身が少なくかみ砕くという感じですがタレのせいか生臭みはまったくなく美味しく頂けます。
続いて「うずら」!
「うずら」には大小あり、大を注文するとカットしてあるのですが小はそのままの形で出てきます。
フレンチではよく使われる食材なのですずめより馴染みはあるようですね。
これも頭も全部食べられますが「すずめ」よりこちらの方が硬いです。もう全体が骨!
そんな感じですが味は鴨に近いような深みのある美味しさで、こちらも生臭みはまったくありません。
また「うずら」の硬い骨が苦手の方には「骨なし」もあるのでそちらの方が肉の旨味を味わうのにはいいと思います。
尚「うずら」は年中食せますが「すずめ」は中国産が輸入禁止になり狩猟解禁になる冬の期間だけになので注意ですね。
観光客の方など興味本位で「すずめ」や「うずら」を注文したものの、出てきた姿を見てまず「ぎゃっ!」と驚き特に女性は「食べられない」と言いつつ恐る恐る食べると態度が一転「美味しい!」とかぶりつく。
これも毎年恒例の光景ですね(笑)
参拝を済ませ「稲荷ジビエ」も堪能して今年も本日より通常モードに切り替えです。
今年も宜しくお願い申し上げます!