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明石家さんまのダンディズム2!名言編♪

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「生きてるだけで丸もうけ」

 

テレビの世界では相変わらず大活躍のお笑い怪獣ですが、前回の記事でも述べたように私は明石家さんまさんは現代において、見事にダンディズムを体現している人だと思っています。

 

そこで今回は明石家さんまさんの名言からそれを考察してみました。

 

芸人論♪

「バラエティーで感動させてどうすんねん。芸人は笑わせて涙流させなあかん!」

 

これは島田紳助さん相手に言ったよく知られている言葉ですが、この言葉の中に芸人としての彼の姿勢や信念をよく表した言葉ですね。これと似たような言葉をさんまさんは事あるごとに言っています。

 

「我々は人を感動さすためにこの商売を選んだとちゃうからね」

 

「俺は幸せな人を感動させたいんやなくて、泣いてる人を笑わせて幸せにしたいんや」

 

この笑いに対するストイックなまでの生き方が若手のみならず中堅からも「お笑い怪獣」と呼ばれる所以なんでしょうね。

 

それは他の芸人さんへの評価にも表れていて「恋のから騒ぎ」で出演者の女性が、ウケを狙ったのか「二流タレントになりたい」と言ったとき「二流タレントて誰や」「例えば出川さんとか」

 

この答えを聞いた瞬間返す刀で。

 

「出川は一流や」

 

これを人づてに聞いた出川哲朗さんは「泣きそうになりました」と語っています。

 

もうひとつ、パニック障害に苦しみ引退も考えた「中川家」の剛さんがようやく復帰したとき、様々な人が彼を気遣い「大丈夫か?」「無理するなよ」とか励ましの言葉を掛けてくれたそうです。

 

そして復帰後初めての東京での仕事がさんまさんの番組のレギュラーを賭けた公開オーディション。

 

手が震えるほどの緊張の中、挨拶に出向いた剛さんを見たさんまさんは開口一番こう言ったそうです。

 

「おお!パニックマン!」

 

「この人おかしいんとちゃうか」と思いながら黙っている剛さんに対して間髪入れずさんまさんは「パニック障害らしいな、でもしゃあないやろなってしもうたんやから。そうやお前額にPの文字をつけて、パニックマンというコントやったらええねん」

 

「なんてことを言うねん」と剛さんは思いながら、周囲の人が病気の自分に対してどう接したらいいのか迷っている中、さんまさんが思い切りイジったことで精神的に楽になったと語っています。

 

「一瞬でほぐれると言うか、あのトーンでさんまさんが言って下さったのがほんとにありがたかったです」と今でもそのひと言に感謝していると言います。

 

そして真顔になったさんまさんは最後にこう言ったそうです。

 

「緊張しても、怖くて手が震えてもいい。そんな状況でも前に出てくる奴は俺が責任を持つ。だから何でもええから出てこい」

 

この言葉もあり「中川家」は見事オーディションに合格、見事レギュラーの座を射止めました。

 

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そして芸人としてのさんまさんのプライドを表現した最高の名言。

 

「俺が話すときには絶対にテロップを入れるな!」

 

芸人としても仕事をする男としてもカッコいい言葉ですね。

 

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人生論♪

 

「努力は報われると言う人はダメですね。努力を努力と思っている時点でそれは間違い」

 

苦しみもがいている人には残酷な言葉に聞こえるかも知れないですが、でも本当はみんな努力が必ずしも報われないことは分かっていると思います。

 

でも分かっていながらもその言葉にすがるしかない、そんな思いでいるんですね。

 

それは結局これだけ努力しているのに何故?そう自分に対して言い訳をしているのかも知れないですね。

 

そしてこうも語っています。

 

「勝ち負けは努力の要素で左右されるほど甘くない」

 

何十年もその世界で第一線で活躍して来た人だから言える重い言葉ですね。

 

「俺は絶対に落ち込まない。落ち込むのは自分を過大評価しすぎやねん。人間なんて今日出来たこと、やったことがすべてやねん」

 

「人に優しく出来る人はそれ以上の哀しみを背負ってる」

 

辛かった幼少時代、そして弟子っ子として若手時代。たくさん罵倒されもがき苦しみ、人を憎みひとりで悔し涙を流しそれでも負けずに前向きに生きる。そしてそんな経験をみじんも感じさせない。

 

さんまさんを見ているとプロフェッショナルという言葉の意味を考えさせられます。

 

「苦労は買ってでもした方がいいは間違い。苦労は売ってでもやめた方がいい。無駄な苦労は必要ない」

 

苦労を知っている人だからこその言葉だと思います。

 

さんまさんの人に対する優しさを表すエピソードはまだあります。ある日街を歩いていたさんまさんのお尻をヤンキーがいきなり蹴りつけたときのこと。

 

蹴られたさんまさん、後ろを振り向いてたったひと言。

 

「ナイスキック!」

 

それだけ言い残すと黙ってその場を立ち去ったそうです。後に「相手は若い子やったからな。あそこで殴ったら半年休まなあかんがな」

 

芸人としての凄みすら感じさせるエピソードですね。

 

最後に私がさんまさんの言葉の中で、鳥肌が立つような感銘を覚えた言葉を紹介します。

 

37歳の頃バブル崩壊で8億円もの借金を抱え、さすがのさんまさんも真剣に自殺を考えたそうです。数本のレギュラー番組をいつもの調子でこなしながら自宅では死ぬことばかり考えていた日々。

 

ただそのとき新たなレギュラーも決まりもう一度頑張ってみようと決めたさんまさんが、当時を振り返って言ったひと言。

 

「死ぬかしゃべるかしかなかったんや。だから俺はしゃべる事を選んだ」

 

やはりダンディズムの体現者ですね。

 

 

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