全自分が泣いた2!泣ける小説極私的ベスト5を選んでみた♪

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rintaro95.hateblo.jp

映画やドラマは映像や音楽が目や耳からダイレクトに入って来るので、哀しい場面や感動的なシーンでは、否応なく観る側の感情に訴えますが。

 

文字の世界は読む側のイマジネーションも重要になりますね。

 

それは書き手と読み手の共同作業のようなもので、両方の感性が一致した時読み手の中で感動が喚起されるとも言えそうです。

 

難しいことはさて置いて、たまには泣ける小説を読むのもいいものですね。

 

そこで今回は私の読書歴の中でも「泣ける」という部分にフォーカスしてチョイスしてみました。

 

しかしそこは私のことですからまたまた「ひと捻り」加えたチョイスになっているのは言うまでもありません(笑)

 

それでは行ってみましょう!

 

5位「プリズンホテル 春」浅田次郎♪

 

言うまでもなく浅田次郎初期の傑作シリーズで、1993年の「夏」から始まって94年に「秋」95年「冬」そしてシリーズ最終作が97年に発表されたこ「春」です。

 

浅田次郎ならあの大作「蒼穹の昴」や直木賞受賞の名作「鉄道員(ぽっぽや)」、そして「天切り松闇がたり」「天国までの100マイル」などがあるだろう!と思われる方も多いでしょうね。

 

しかし笑って泣いての人情喜劇であるこの作品こそ浅田次郎の原点だと私は思います。

 

さてこのシリーズですが、ヤクザが経営するリゾートホテルが舞台の群像劇ですが、小説家の木戸孝之介が毎回狂言回しとなってストーリーは展開します。

 

「春」は警察のコンピューターの入力ミスで52年(!)もの長きの間服役していた元やくざと倒産寸前の中小企業経営者、天才と謳われたシェフそして主人公木戸孝之介の再生を描いた物語。

 

宿泊客は誰もみな心に澱を抱えてやって来ます。それをすっきり流してしまプリズンホテル流のおもてなし・・・。

 

そんな人達の織りなす物語はまさに涙なしには読めません!

 

読後暖かい感動に包まれる名作です。

涙指数 ★★★★☆

 

プリズンホテル 春

プリズンホテル 春

 

4位「愛と名誉のために」ロバート・B・パーカー♪

 

「スペンサー」シリーズでお馴染みのロバート・B・パーカーの恋愛小説。

 

タイトルは「カサブランカ」の主題歌「アズ・タイム・ゴーズ・ バイ」の一節「愛と名誉のために闘うのは、いつの時代も変わらないこと」という部分から付けられたのは有名ですね。

 

ジェニファーとの恋を失った作家志望の青年ブーンは、失意のあまり酒に溺れ失業し、放浪して遂にはホームレスにまで堕ちてしまいますがあるきっかけで立ち直る決意をします。

 

多くの言葉は必要としません。人を愛し信じて裏切られ散々罵倒され、堕ちて一人で悔し涙を流し、転げまわりそれでもまた立ち上がり前向きに生きようとする。

 

それが男を成長させるんだと実感させてくれる作品です。

涙指数 ★★★☆☆

 

 

愛と名誉のために (ハヤカワ・ミステリ文庫)

愛と名誉のために (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

3位「烈炎に舞う」落合信彦♪

 

今やすっかりカルト扱いされている著者ですが「ただ栄光のためでなく」始め、ハードボイルド作品にはいいものが多いですね。

 

本書もまたその一群の中の作品です。

 

天安門事件前夜の中国で、工作を仕掛ける国際的テロリストとそれを防ごうとするひとりの男。

 

 スケールの大きな作品に仕上がっていますが、本作は父と息子に焦点が当てられているのがミソ!

 

私はこういう作品に文句なしに弱いんですね。もう父と息子と聞くだけで涙腺が緩んでしまいます。

 

特に幼い頃に生き別れになった父と再会したテロリストが、別れ際「ティアモ・・・パパ。これだけが言いたかったんです」と言い車に乗り込むシーンで涙なしには読めません。

 

テンポのいい展開で、国際謀略小説としても家族の愛を描いた作品としても一級品のオススメです!

涙指数 ★★★☆☆

 

 

烈炎に舞う〈上〉

烈炎に舞う〈上〉

 

 

 

烈炎に舞う〈下〉

烈炎に舞う〈下〉

 

 

2位「日曜日の夕刊」重松清♪

 

重松清といえば「流星ワゴン」や「とんび」「ビタミンF」など感動的な作品が多い著者ですが、ここもまた捻りを加えたような感じですが、泣ける小説としてはこの作品を推したいですね。

 

12の短編からなる小説ですが、どの作品も読むものの琴線に触れる佳作揃いです。

 

日常の仔細な出来事を描かせると、重松清はやはり唸るほど上手いですね。

 

どのお話しが一番いいかは読み手によって違うとは思いますが、ほのぼのとした気持が全編から伝わる作品だと思います。

涙指数 ★★★☆☆

 

 

日曜日の夕刊 (新潮文庫)

日曜日の夕刊 (新潮文庫)

 

 

1位「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー♪

 

ご存知200万部を突破した超ベストセラー!

 

この作品に関しては何の捻りも必要はないですね。

 

これまで小説を読んでこれほど泣いたことはないという傑作です。

 

私は今年の2月に母が亡くなった同じ病院の同じフロアに入院中、面談室の本棚にあった本書を再読した時はひとり病室で文字通り号泣してしまいました。

 

オカン。

あれから、何年か経ったけど、今でもボクは淋しいてたまらんよ。

なにかっちゅうて、いつもオカンの姿を思い出しよる。

 

飯食いに行って旨いもん食うたり、新しい店を見つけるたんびに思いよる。

 

オカンくらいの年のおばあさんが友達を旅行しよるとこやら見かけたら、なんで生きとる時にもっといっぱい旅行させてやらんかったやろうかって後悔してから、いつも涙が出る。

 

今読んでも、いつ読んでもページをめくる度に泣いてしまう傑作です!

涙指数 ★★★★★

 

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

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