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自分流儀のダンディズム♪

元料理人そして元バイヤーがファッション、映画、小説、音楽好きなことを好きなように語ります。

行き着く先は「しゃべったっきり老人」?頚椎と腰椎ついでに右肩腱板闘病記!

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一説によると、自分の病気を他人に語る。つまり病気自慢する人は自分に自信のない構ってちゃんで、そのくせ妙なプライドだけはある小心者だそうです。

 

これから書こうとしているのに、いきなり罵詈雑言を浴びせられた気分ですが。

 

♪でもあれだけ痛い思いしたんだ!せめて自慢くらいさせてくれ~。

 

それに私と同じ兆候を感じている方、今現在これらの病気を闘っておられる方に少しでも拙文が参考になれば幸いです。

 

兆候!

まず感じたのは肩の痛みでした。最初は我慢出来る程度の痛みで、ついに五十肩になったかな?と軽く考えていたのですが。

 

日を増すごとに痛みは激しくなり、腕が上がらない状態になって初めて近くの整骨院へ。今思えばこのとき専門医に診て貰っていたら、その後病気の進行に変化があったのかも知れないですね。

 

それにこの頃は仕事が忙しく、病院に行く時間が取れにくかったのも、病気を進行させた原因だと思います。

 

そして突然歩けなくなった!

鎮痛剤を飲みながら、痛みを我慢し続けて2ヶ月。我が家は大型犬を飼っているので、毎朝の散歩は日課になっています。

 

その日の朝もいつもと同じように散歩に出掛けましたが、何故か何度も躓くんですね。何かおかしいなと思いながら、それでも歩いていると突然・・・。

 

足が前に出ない!

 

自分では普通に歩こうとするのですが、その意志とは裏腹に足が前に出ず、思い切り派手に転んでしまいました。

 

肋骨を強打したようで息が出来ず、自力で起き上がることも出来ず、ひとりで悶絶していましたが、たまたま通りがかった親切な方が助け起こし救急車を呼んで下さいました。

 

幸い自宅の近くだったので、電話して家族に来て貰い犬を連れて帰るように頼んで救急車で病院へ。

 

早速レントゲンを撮って見ると案の定肋骨骨折!専門医に転んだ詳しい状況を説明するとひと言「頚椎の疑いがあるな」。

 

とにかく入院して検査することになり、その日の午後MRIで出た検査結果は、「頚椎症性脊髄症」一刻も早く手術しないと3ヶ月で寝たきりに!

 

寝たきりに・・・その言葉ば頭のなかをグルグル回っているようでしたね。そしてさらに続く言葉が、私のショックに追い打ちを掛けました!

 

連鎖

「頚椎から腰椎まで、脊髄が詰まって脊髄液が流れない状態なので、頚椎の手術後、骨が安定したら腰椎手術の必要があります」一瞬言葉が出ませんでした。脊髄が・・・。

 

でもこうなったらやるしかありません!そして手術前の各種検査を済ませ3日後「頚椎症性脊髄症」の手術を受けることになりました。

 

  • 教訓1 肩の痛みはまず頚椎を疑ってみること!
  • 教訓2 足が出ない、よく躓くなどは頚椎の可能性大!

 

どちらもまず専門医の受診を!手術は誰だってイヤですよね。しかしとにかく少しでも早く医師の診断を受けることによって、投薬やリハビリで治ることもあります。

 

手術自体は痛みを感じることもなく、麻酔で眠って起きたら終わっていたという感じでした。当日はそのままICUで経過観察。

 

そして翌日一般病棟へ移り、翌々日から装具をつけてのリハビリがスタートします。

 

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術後はファラデルフィアカラーという装具をつけます。動かないように、これでがっちり固定するんですが、これを2ヶ月も付けたままかぁ・・・と憂鬱になりましたね。

 

頚椎はとにかく動かさないことが、重要なのでリハビリもそんなにキツい運動はする必要はありません。術後の痛みも思ったほどではなかったですね。

 

入院期間は約3週間、退院後は2週に一度の通院で経過観察します。そして2ヶ月後、晴れてファラデルフィアカラーを卒業!

 

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次はこのタイプに変わりました。それまで感覚的にはロボコップのようでしたが(笑)これに変わって随分楽になりました。

 

そして5ヶ月から半年くらいでカラーが取れましたが、このときの開放感は今でもよく覚えています!

 

「やったぁ」というよりも「やれやれ」という感じでしたね。しかし私の場合、これで喜んではいられません。半年後には腰椎の手術が待っています。束の間の開放感は味わうことが出来ましたが、またまた新たな問題に直面することになりました。

 

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再び歩行困難そして腰椎手術!

そもそも何故歩行困難になるかというと、要するに脊髄が詰まっているわけで、私のケースは頚椎の手術をしてもまだ脊髄液が完全に流れているわけではありません。

 

そのために歩いていて急に足に力が入らなくなる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」という症状が頻発し、10分くらい歩くと壁に寄りかかったり、椅子に腰掛けたり休憩しないと転倒の危険性が伴います。

 

これは厄介でしたね。いつやって来るか予想がつなないので、外出の時はステッキが手放せなくなりました。

 

そしてそれから半年後、つまり頚椎の術後1年経ち今度は腰椎の手術に挑む日がやって来ました。

 

手術も経験済みだし、今回も同じようなものだなと正直たかを括って余裕で臨んだのですが・・・これが大違い!術後2日間の痛みは激しく、4時間おきに痛み止めの座薬を入れて貰わなければ、とても我慢出来ない激痛に襲われました。

 

そして術後改めて下された診断は「広範脊柱管狭窄症」!

 

厚生労働省指定110の難病のうちのひとつで、通常の手術だと頚椎は1箇所だけ削るそうですが、私の場合は3箇所・・・。単純に考えて痛みも普通より3倍になるわけですね。

 

それでも3日目の朝には痛みも峠を超えました。恐らく自分の人生でこんなに痛い思いをすることは、もう二度とないだろうと思いましたがそれから数年後、それは間違いであったとはそのときの私には知る由もないことでした・・・。

 

痛みが残っていようと3日目には容赦なくリハビリが開始されます。まずは起き上がりベッドに腰掛けることから始め、その後車椅子での歩行訓連、歩行器での訓連を経て、自力歩行出来るまで約2週間。

       

 

最初に付けていた装具はこちら。

 

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頚椎と違い腰椎の場合、コルセットは7種類の中から色を選ぶことが出来ます。だからなんだ!という感じもしますが、最低でも2ヶ月間は、この古代ローマ戦士の甲冑のようなコルセットを付けるのですから、お気に入りのカラーをとの心遣いでしょうか?

 

この頃私がぼんやりと考えていたのは「もう思い切り走ることは出来ないな」ということでした。それでも自分の足で歩くことが出来る。車椅子で生活しておられる方々に比べたら贅沢な悩みなんだと思い直しリハビリに励み、約3週間で無事退院の日を迎えました。

 

  • 教訓1 この病気に限らず腰の病気はとにかく安静が第一!
  • 教訓2 腰にピリッとした痛みが走ったら絶対に放置しない!

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退院しても危険がいっぱい!

退院してからは自宅で静養しながら、通院で経過観察が続きます。そして3ヶ月目、晴れてコルセットがローマ戦士から薄いタイプに!

 

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 退院してからとにかく足の筋力を、少しでも元に戻そうと朝夕犬と一緒に散歩を再開しました。転倒に気をつけて慎重に歩いていましたが、ある日急に右膝がカクンと折れてそのまま前のめりに転倒!右手首の靭帯を痛めていましました。

 

それからはより慎重に歩くように努めましたが、突然予期せぬ時にいきなり膝が折れてしまうので、これは防ぎようがありません。

 

その後も転倒による、仙骨や肘の亀裂骨折など整形外科に先生にも「今度はどこですか?」などと言われる始末で。そして遂にその日がやって来ました・・・。

 

最大の危機!恐怖の右肩腱板損傷!

友人と会食していたときのこと。そのお店はビルの2階にあるのですが、店を出て階段を降りているとき、例によって膝が折れそのまま右肩を捻ったような状態で転落!助け起こされましたがこれまでの経験から、これはただ事ではないなと一瞬にして感じました。

 

とりあえず自宅に戻りましたが、ひと晩経っても激痛は治まるどころか、酷くなる一方でとにかく病院へ。レントゲン、問診その後MRIとお決まりのコースで下された診断は「右肩腱板損傷」手術の必要あり!

 

これにはさすがに落ち込みました。何で自分ばかりこんな目に・・・。そう思ってみても仕方ないことだと頭では分かっているのですが、どうしても感情が付いて行かない。正直自暴自棄になり掛けていました。

 

それでも何とか踏み止まろうと思ったのは、紹介された病院が偶然にも母が亡くなった病院だったからです。私の母は脳出血で倒れ病院に運び込まれ緊急手術で何とか一命は取りとめましたが、その後3度の手術を繰り返し1年8ヶ月もの間、意識を取り戻すことなく他界しました。

 

意識は戻ることはありませんでしたが、高齢でありながら3度に渡る手術を乗り越え私たち家族に「覚悟をする時間」を与えてくれたのだと今でも思っています。

 

その母が頑張った病院で弱音を吐いたら、母に申し訳ない!そう思うともう一度前向きに頑張ろうと思えるようになりました。やはり母の力は偉大です。

 

手術も例のパターンで眠って目が覚めたら無事終了!医師の説明によると、右肩の肩甲骨の筋肉がはがれた状態で、上腕二頭筋もボロボロになっていたそうです。

 

術後は病室に戻り点滴と心電図を装着しました。途中様子を見に来た看護師さんが「痛みはどうですか?」「い・た・い・で・す・・・」「でも痛みに強いですね」「えっ?」「肩の手術した人はほとんど、のたうち回るほど痛いって言いますよ」「・・・」なにぃ?のたうち回る?今でも充分痛いのにこれ以上?いや痛みは個人差があるから、自分はこれでマックスなのかな?

 

それがとんだ甘い考えだと思い知らされたのは数時間後でした。

 

もうこれまでの人生で経験したことのないような激痛が!右肩に焼き火箸を突っ込まれ、それをグリグリかき回されているような・・・。あまりの激痛にのたうち回ることも出来ず、体中汗びっしょり!

 

4時間おきの痛み止めもまったく効かず「もっと強い薬を~」とお願いすると「これ以上強い薬になると麻薬しかありませんが」「もう・・・麻薬でも・・・何でもいいから・・・打って下さい・・・」しばらくしたら注射器を持った看護師さんが病室に。

 

点滴に入れるのかと思ったら筋肉注射なんですね。しかし痛みがスーッと治まるのかと思いきや!少しだけ軽減したかな?そんな感じでした。それから朝まで4時間おきに3度の注射。

 

3度目に打ったときは足元のカーテンが、顔まで迫って来る!そんな幻覚まで見ました。やっぱり強い薬なんですね。

 

そして恐怖の一夜は明けたのですが、痛みは治まらないまま装具をつけつことになりました。

 

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決してアフリカの民族楽器でありません(笑)

 

この装具は先にゴムのボールが付いていて、いつもそれを握って握力低下を防ぐのですが、翌日はもう痛みで握るどころではなかったですね。

 

そしてその日からリハビリ開始です。最初は手術した肩周辺をほぐすことから始まって、装具を外して徐々に動かしていくのですが、もう毎日が痛みとの闘いでした。

 

プロ野球のピッチャーが肩を手術したとよくニュースになっていますが、彼らはみんなこんなに痛い思いをしていたのか、これから肩の手術から復帰した投手は応援しようと心に誓いました。

 

毎日懸命にリハビリを続け3週間で退院。その段階で装具がまた変わりました。

 

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教訓1 肩の手術はとにかく術後の痛みが半端ではないので覚悟のほどを!

教訓2 肩はリハビリが一番大切なので手を抜かずに頑張ること!

教訓3 リハビリと平行して病室や自宅で自主トレをすると回復が早まる!

 

そして6月5日現在手術からちょうど120日!

 

150日が一応の目安なので、毎日の自主トレそして週イチのリハビリを今も頑張っています!

 

まとめ!

 3度の手術を経験して分かったことは「病は気から」は本当だった!ということですね。気力が萎えてしまったらキツいリハビリも頑張ることは出来ません。

 

そして何か目標を持つことが大切です。頚椎と腰椎のときは、早く治してダーツをもう一度やる!毎日そればかり考えることで頑張ることが出来、今回はもう一度筋トレが出来るようになるまで、絶対に諦めないことを目標に頑張り、やっと先週から筋トレを再開することが出来ました。

 

これらの病気の辛さは痛みだけではありません。周りからの理解が得にくという共通点があります。装具を付けている間は見た目で病気だと分かりますが。

 

装具が外れるともう回復したと周りは思うようですね。

これは家族でも例外ではありません。もちろん痛みや辛さは本人だけしか分からないことですが、「まだ痛いの?」「そんなに長引くの?」と言われることが苦痛になってくるんですね。

 

病気は家族で一緒に治すものだと、初めて実感しました。

 

今少しおかしいなと感じている方は、一刻も早く専門医の受診を。そして今闘病されている方はキツいでしょうが、目標を持って頑張って下さい!

 

特定疾患になり、3度の手術を経験したオヤジもまだまだ頑張るつもりですから!

 

でも何故かこれらの装具は処分する気になれないのは不思議ですね。

 

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